知識 2020.04.17

歯のホワイトニング、白くなるのはどうして?

ホワイトニングをすると、どのくらい歯が白くなるのでしょうか?
これには個人差(生活習慣やもともとの歯の質・状態)やホワイトニングの方法や種類による違いもあり、ひとくくりに「ここまで」と言うことができません。また、ホワイトニングをしても白くなりにくいという人もいます。
そこで今回は、これらのことをふまえたホワイトニングの効果に関わる、着色の理由や白くなるしくみについて説明していきたいと思います。

ホワイトニングとは何ですか?

歯の表面にはさまざまな着色成分が付着しています。お茶やコーヒーに含まれるタンニンと呼ばれる色素やタバコのヤニ(ニコチン、タール)などがステインの原因として知られています。
これらの色素が歯の表面にある「ペリクル(※1)」という成分に付着することでステインとなり、やがて歯が黄色く見える「着色汚れ」となっていきます。
その他にも、加齢と共に半透明のエナメル質が磨り減る一方で、内部の象牙質は厚みを増していくため、磨耗したエナメル質から象牙質が透けることで歯が黄色く見えるという〈内部からの歯の変色〉も進んでいきます。

歯が黄色くなったり、変色したりする原因は何ですか?

歯は、組織そのものの老化で黄色くなります。他にも、歯ができる過程でお母さんの飲み薬などで変色が起こることがあります。また、歯の表面に着色がついてしまっても、変色して見えてしまいます。

着色の原因は、タバコ、コーヒー、お茶、赤ワイン、とうがらしなどありますが、口呼吸による歯の乾燥も原因の一つです。着色を防ぐには、コーヒーやお茶などを飲んだ後は、水で薄めておくとよいですね。つい口で呼吸をしてしまう人は、舌の使い方、噛み合わせや鼻に問題がある可能性があるので、歯科医院で相談してみるとよいでしょう。子どもの「お口ぽかん」が、乳歯の着色から発見されることもあります。成長期の方が大人より治りやすいので、原因を早めに発見できるとよいですね。

ホワイトニングの方法にはどのような種類があるのでしょうか。

歯科医院でのホワイトニングには、2種類があります。神経の生きている天然歯を白くする方法と、神経を取ってしまった歯を白くする方法です。虫歯などで歯の神経が死んでしまうと、歯の色が茶褐色になってしまいます。この場合に、歯の内側に薬剤を入れることで歯を白くする方法があります。「ウォーキングブリーチ」と呼ばれる方法になります。もっとも一般の人にとって身近なのは生きている天然歯を白くする方法かもしれません。こちらは既にご紹介したように歯の表面に薬剤を塗って浸透させて、象牙質の色を白くする方法になります。さらには、神経が生きている天然歯のホワイトニングには、大きくオフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあります。

ただ、ホワイトニングを行うときに注意が必要なことがあります。ホワイトニングで天然歯の色を変えても、歯に詰め物やかぶせ物などの治療をしていた場合、そこの色は変わらないことです。歯が白くなった後に、色を合わせる治療が必要かどうかを確認してから、ホワイトニングを始めるとよいです。笑顔を見せたときの範囲を、どこまできれいにするか。個人差があるところなので、よく相談できる担当医がよいですね。

歯を白くできるのはなぜですか?

ホワイトニングで用いられる薬剤が、歯質にたまった色素を化学反応によって分解するからです。オフィスホワイトニングでは、光の力を利用してこの化学反応を強めています。ですので、歯がデコボコしている時、光が当たりにくいところの色は変わりにくいです。

\この記事が気に入ったらシェア!/

基礎知識ホワイトニングを知ろう!

TOP